愛子さま、日本赤十字社に入社
天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは1日、日本赤十字社に入社されました。人事異動通知書の交付式が終わり、東京・港区にある本社の正面玄関前で取材に応じられました。
愛子さまの配属先は、ボランティアの育成などを行う事業局の「青少年・ボランティア課」で、皇族としての公務と両立しながら常勤の嘱託職員として勤務されます。
この後、配属部署で業務内容の説明などを聞かれるということです。
日赤への就職は愛子さまの希望だったということで、愛子さまは2022年、成年を迎えた記者会見で、「人の役に立とうと懸命に活動している災害ボランティアの姿に、非常に感銘を受けました」と述べられていました。
東日本大震災の復興支援にボランティアとして携わっている親しい友人から、活動の様子を聞いてきたことも、就職を希望されるきっかけの一つになったということです。
就職内定の際には「日頃から関心を寄せている日赤の仕事に携われることをうれしく思うと同時に、身の引き締まる思いがいたします。これからも様々な学びを続け、一社会人としての自覚をもって仕事に励むことで、微力ではございますが、少しでも人々や社会のお役に立つことができればと考えております」と感想を寄せられていました。