強盗致傷事件で逮捕の男 逃走せず現場に約10時間とどまったか 東京・葛飾区
2日に東京・葛飾区で起きた強盗致傷事件で、逮捕された男が現場の住宅に10時間ほど、とどまっていたとみられることがわかりました。
警視庁によりますと、山内裕太容疑者は2日、葛飾区東水元の住宅に侵入し、70代の男性を「騒ぐな、殺すぞ」と脅した上、顔を殴るなどしてケガをさせ、現金などを奪った疑いがもたれています。男性は肋骨を折るなどのケガをしています。
山内容疑者は逮捕前、現場にとどまっていて、付近の住民に対して「お金がなく、指示を受けて言いなりになってやってしまった」などと話していましたが、捜査関係者への取材で、山内容疑者が逃走せずに現場に10時間ほど、とどまっていたとみられることがわかりました。
また、事件直前に、現場近くの公園で初対面の他の人物と合流して現場に向かったとみられるということで、警視庁は他の人物の行方を追うとともに、関東で相次ぐ強盗事件との関連を調べています。