県警の車両に「AirTag」…捜査員の動き把握するためか
愛知県警の捜査車両に、アップルの位置情報が確認できる機器「AirTag」が取り付けられていたことがわかりました。警察は、何者かが捜査員の動きを把握するため仕掛けた疑いもあるとみて調べています。
捜査関係者によりますと、今年5月、愛知県警・豊田警察署で、駐車場にとめてあった捜査車両1台のマフラー部分にプラスチック製の箱が取り付けられているのを捜査員が見つけました。
その中に位置情報を確認できるアップルの機器「AirTag」が入っていたということです。
直径およそ3.2センチの「AirTag」はアイフォーンなどと連携し、位置情報が地図上に表示される仕組みになっていて、財布や鍵などに取り付けておくと、紛失した際、さがすことができます。
「AirTag」が取り付けられていた車両は暴力団や違法薬物の捜査に使われていたということです。
警察は、何者かが捜査員の動きを把握するために仕掛けた疑いもあるとみて、調べています。