マスク外して良い場面は? 政府が見解示す
新型コロナウイルス対策のマスクについて、政府は、どの場面なら外してよいか見解を示しました。
後藤厚労相「徒歩での通勤など、屋外で人とすれ違うことがあっても会話はほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要がないことを明確化しました」
政府は、「基本的な感染対策としてのマスク着用の位置づけは変更しない」とした上で、「マスク着用の必要がない」のは、屋内では、周囲と2メートル以上の距離が確保でき、会話がほとんどない場合、例えば1人で図書館にいる際やすいている美術館などとしました。
そして、屋外では、周囲と2メートル以上の距離が確保できる場合は会話あり・なしともマスク不要で、ランニングなど離れて行う運動や密にならない外遊びなどでたまに声をかけあう場合、また、屋外で距離が確保できない場合でも、会話がほとんどない、例えば徒歩で通勤する場合や人とすれ違うような場合なども不要としました。
一方で、「マスク着用を推奨する」のは、屋内で、周囲と2メートル以上確保できない場合で、会話がほとんどない通勤電車や映画館なども含みます。
そして、屋内で、距離が確保できても会話する場合、屋外で、距離が確保できずに会話する場合はマスク推奨です。
保育所などでの2歳以上の就学前の子どもへの着用推奨は、取りやめます。