日テレNEWS
ライフ
2022年5月19日 20:50

長引くマスク生活で虫歯が進行…「ほうれい線」など口元の悩みも 歯科医師が教える対策は?

長引くマスク生活で虫歯が進行…「ほうれい線」など口元の悩みも 歯科医師が教える対策は?

今、マスクの着用を巡っては様々な議論がなされていますが、長引くマスク生活による影響も出てきています。歯科医師は、虫歯など口内環境が悪化している傾向が見受けられるといいます。また、マスク生活前と比べ、たるみやほうれい線が気になるという悩みも聞かれます。ケアのポイントについて、歯科医師に聞きました。

    ◇

いまやマスクは、日常生活において欠かせないものとなっています。そのマスクの着用を巡っては、様々な議論がなされていて、19日の厚生労働省の専門家会議では、「屋外で、周囲の人との距離が十分にない場面でも、周囲で会話が少なければ必ずしも必要ない」などとする考え方が示されました。

こうした動きについて、東京・銀座で話を聞きました。

40代
「個人的には早くとりたいというのはあるんですけど、やはり知らない人が近くにいたりとか、あと大きな声出したりとかすると大丈夫かなと思ったり」

50代
「まだコロナがはやっているなら、マスクはつけるかなって思います。年も上なので」

長引くマスク生活による影響も出てきています。

コロナ禍での“受診控え”がようやく解消されてきたという東京・武蔵野市にある歯科医院によると、虫歯や歯周病など口内環境が悪化している傾向が見受けられるといいます。

桜堤あみの歯科 網野重人医院長
「元々、定期的に来ている方は間が空くことで、以前見ていたよりも少し悪くなっている」

「3年ぶりに受診した」という女性もいました。

網野医院長
「ちょっと大きい虫歯ですので、神経にかなり近いんですね」

知らない間に虫歯が進行し、痛みも出ているといいます。

3年ぶりに受診
「自分では見た目で気づかなかったんですけど、やっぱり早く来るべきだったなと、今思っています」

医師によると、虫歯などの進行が進む原因の1つに、マスクの着用が関連していると指摘します。

網野医院長
「マスクをしていると、口呼吸になっちゃうんですね。唾液がお口の中でまわらないので、病気も進みやすくなる」

口の中が乾燥し唾液が減少することで、細菌が増殖しやすくなるためだといいます。

    ◇

また、街の人からはマスク生活による悩みも聞かれました。

40代会社員
「ここのほうれい線ですね。ここが気になりますね」

20代会社員
「ちょっと、前よりもニキビができやすくなったなと思います」

ロイヤリティマーケティングによる男女1000人に聞いた、マスク生活での美容に関するアンケートでも、マスク生活前と比べ「肌荒れ」「たるみ」「口臭」といった悩みが増加していました。

マスクに関する悩みは、つきることがありません。コロナ前からマスクをつけ生活していたという歯科医師に、たるみや、ほうれい線のケアについてのポイントを聞きました。

歯科医師・口もと美容スペシャリスト ホワイトホワイト 石井さとこ院長
「マスクの下で一番覆われている部分っていうのは、口のまわりですよね。唇の周りをぐるっと囲んでいる『口輪筋』っていう場所。そこの筋肉は意識しないと、どんどん落ちていく筋肉」

日常生活の中で、意識して口元を動かすことがポイントだということで、今から対策が必要だといいます。簡単なトレーニングを教えてもらいました。

石井院長
「ゆっくり10秒意識して、左右同じように10秒舌をまわす。唾液も出て舌筋も動いて、口輪筋も活躍させるので舌もあがる」

ポイントは、「舌の動き」。舌を動かし口周りの筋肉を動かすことで、たるみや、ほうれい線のケアにつながっていくということです。