瀬戸内海の漁港に“スナメリ”の赤ちゃん お母さんとはぐれたか?
3日、広島・江田島市の漁港で、イルカの仲間「スナメリ」の赤ちゃんが泳いでいる姿が撮影されました。撮影者によると、お母さんを探してるような感じだったといいます。
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3日、広島・江田島市の漁港で、水面を泳ぐ小さな魚のような生き物が撮影されました。
撮影した藤田哲也さん
「見慣れない魚類だなと思って、あれなんじゃという話になって、『スナメリじゃ』と地元の人が教えてくれたんで」
泳いでいたのは、イルカの仲間「スナメリ」でした。生後まもない赤ちゃんとみられています。
藤田さん
「お母さんを探してるような感じで、漁港内をぐるっと回ったりしてましたね」
水族館のスナメリの担当者によると、「生まれた直後に母親とはぐれると、死んでしまうこともある」といいます。
宮島水族館でスナメリの飼育を担当する、赤木太さんは「母親がまだ近所にいるかもしれませんから、なんらかの形で母親とまた出会えたらいいなと思います」と話しました。