料理評論家として知られる服部幸應さんが今月4日、理事長を務める都内の料理学校で倒れ、搬送先の病院で亡くなっていたことがわかりました。78歳でした。

捜査関係者によりますと、4日午後4時半すぎ、東京・渋谷区にある服部栄養専門学校の職員から、服部幸應さんが「意識を失って倒れている」と119番通報がありました。

服部さんは都内の病院に搬送されましたが、4日午後6時半、死亡が確認されたということです。服部さんは学校内の部屋で倒れているところを発見されていて、病死とみられています。

服部さんは服部栄養専門学校の理事長を務め、テレビの料理番組などでも活躍したほか、政府の委員を務め、「食育」や「日本食文化」の普及にも貢献しました。