今年5月に94歳で亡くなった、元福井県知事の栗田幸雄氏のお別れの会が8日、福井市内で開かれ、多くの県民らが故人を偲びました。

お別れの会は県内政財界などが合同で開催したもので、180人あまりが参列しました。

在りし日の栗田氏の映像が映し出された他、ゆかりのあった人たちがお別れの言葉を述べ、故人を偲びました。また会場には、献花台が設けられ、多くの県民が花を手向けました。

■シャルマン 堀川馨名誉会長
「知事公舎で朝食を取りながら、いろんな業界の人たちと話ができたのが思い出に残る。栗田知事が基礎を築いたことを、どんどん積極的に受け継いで、発展させていかなければと思う」

4期16年にわたり、恐竜博物館の建設や新幹線の整備に尽力した栗田氏。参列者は手を合わせながら、さらなる福井の発展を誓っていました。