地震対策など大規模改修工事 面積は1.6倍に拡張 福井市立図書館、5月オープン
福井市立図書館は、地震に備えた本棚や自動貸し出し機などを備え、安全で利用しやすい施設に生まれ変わります。(3月20日)
老朽化と耐震化などのため、おととしから大規模な改修工事が進められていて、面積は以前の1.6倍に当たる5370平方メートルに拡張されます。大きな地震に備え、全ての本棚を床に打ち付け倒れにくくした他、一番上の棚には滑り止めテープを貼って落下を防ぐ対策が施されています。
利用の面では、読み取り機の上に本を置くだけで簡単に手続きができる自動貸し出し機を導入します。また児童書と一般書のコーナーは通路を挟んで分け、子どもたちも思い思いに読書ができます。
この他、増設する地域交流センターのテーブル席やソファでは、飲食もでき、今後イベントなどに活用していく予定です。
■福井市立図書館 司書 河合啓子さん
「ふらっと気軽に訪れる場所になってほしい。そのついでに図書館の本の魅力に気付いてもらえれば」
福井市立図書館は今年5月1日にリニューアルオープンします。