全長7キロ 紫のシランの花が住宅街の道路を彩る 越前市武生南地区で花のまちづくり
越前市の通称「紫蘭街道」でシランの花が見ごろを迎え、全長7キロにわたって鮮やかな紫色の花が道路脇を彩っています。
越前市の武生南地区で見ごろを迎えたのはラン科の花「シラン」。
美しい街にしようと、地区の住民が15年ほど前に街路樹の根元など道路脇に植え始め、現在では市内7地区およそ4800株にまで増え、「紫蘭街道」として親しまれています。
紫蘭のあゆみ展実行委員会 中西忠義 さん
「開花前から地区の皆さんがボランティアとして活動してもらって、それに応えるように花もきれいに咲いてくれた。」
近くのギャラリーではシランの写真の展示会も開かれていて、10日は地元の園児が散策しながら花を楽しんでいました。
園児
「紫色だったからきれいだった。元気100倍になりそうだった。」
見ごろは今月いっぱい続くということです。