4日正午すぎ、越前市の温浴施設「しきぶ温泉湯楽里」で、倉庫に保管していた薬品から煙が発生し、13人が体調不良を訴え、このうち3人が病院に搬送されました。いずれも軽症だということです。

施設によりますと、同日午後0時半ごろ、男性風呂の脱衣所の隣にある倉庫で保管していた粉末状の塩素系薬品から、何らかの原因で煙が発生しました。当時、施設内には80人の利用客がいて、このうち脱衣所やロビーにいた13人が煙を吸うなどして体調不良を訴えたということです。目と喉の痛みを訴えた60代から70代の男性合わせて3人が病院に搬送されました。いずれも軽症ということです。

施設は営業を取りやめ、原因の調査などを進めています。営業再開は未定だということです。