御茶ノ水でギター窃盗繰り返したか、31歳の男逮捕 空のケースに詰め…“以前も同様手口”
多くの楽器店が立ち並ぶことで有名な東京・千代田の御茶ノ水でギターの窃盗を繰り返していたとみられる31歳の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、会社員の中島嶺容疑者は今月1日、御茶ノ水の楽器店で、販売価格およそ40万円のギター1本を空のギターケースに入れて盗んだ疑いが持たれています。
中島容疑者は今月7日に、御茶ノ水の別の楽器店から同様の手口でギターを盗んだとして、現行犯逮捕されていました。
日本テレビが入手した防犯カメラの映像では、中島容疑者が周囲を見渡した後、壁にかかっていたギターを空のケースに詰め、店を出て行く様子が映っています。
中島容疑者はこの後、店員に取り押さえられ、現行犯逮捕されたということです。
店員「ギター本体を持っていくというのは、なかなか聞かない。だいぶ大胆だったなと思います。大事な商品なので、それを持っていかれるというのも許せない気持ちですよね」
調べに対し、中島容疑者は容疑を認め、「生活費を得るために、転売目的で万引きした」などと供述しているということです。
中島容疑者の自宅から、盗品とみられるアンプなどが押収されているということで、警視庁は、楽器店で窃盗を繰り返していたとみて詳しく調べています。