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業態転換で食品スーパーから直売所に 新鮮かつ割安な農産物を提供 JA福井県「つつじの里さばえ」プレオープン

2024年10月11日 19:53
業態転換で食品スーパーから直売所に 新鮮かつ割安な農産物を提供 JA福井県「つつじの里さばえ」プレオープン
JA福井県の農産物直売所「つつじの里さばえ」=11日午前9時、鯖江市丸山町

物価高を背景に、割安で新鮮な農産物が人気を集める直売所。県内の農産物直売所全体の売り上げは、この5年で15%伸びています。こうした中、鯖江市に11日、県内では35店舗目となるがオープンしました。

JA福井県の旧Aコープさばえ店は、スーパーから直売所に業態を変え「つつじの里さばえ」として、プレオープンしました。JA福井県の直売所としては県内9店目となります。

店内には、鯖江の伝統野菜「吉川ナス」や「さばえさんどーむブロッコリー」をはじめ、ミディトマトや葉物野菜など、丹南地区で採れる新鮮な野菜はもちろん、県内全域から豊富な農産物を取りそろえています。

野菜の直売コーナーだけでも前の店の4倍以上に拡大。鮮魚コーナーには越前漁港直送の魚や水産加工品が、精米コーナーには地元の新米が並びます。

■買い物客
「新鮮かなと思って。うれしい、近くに(直売所が)できて」
■買い物客
「直売で売ってもらえるので、安く買えるのかなと思う。旬の野菜が売られているので、手に入れることができるのはありがたい。お弁当も無添加のものがあって助かる。子どものためにも」

一方、生産者は。

■生産者
「採れたものを1日でも早く消費者に食べてもらうというのは、生産者としてもうれしい。自分で作ったものを直接売れるのはやりがいがある」

新たな店はJAの広域流通の拠点として、福井市の直売所トレタスとの連携も強化します。

■JA福井県 直売加工課 早川勝喜課長
「県域の直売所にも出荷、流通できるような集荷拠点としても位置づけている。丹南の農産物を広く県内に販売できるような流通網の構築をしている」

「つつじの里さばえ」は12日、グランドオープンし、地場産農産物の販売を拡大して地産地消の推進を目指します。

最終更新日:2024年10月11日 19:53
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