相次ぐ強盗事件 手軽な防犯グッズに人気集中・福島
南会津町の強盗事件は、人気のない山あいの民家が狙われた事件でした。
ただ最近は、関東地方で「住宅街」を狙った強盗事件も相次いで発生しています。
こうした事件を受けて、県内のホームセンターでは防犯グッズの売り上げが伸びるなど防犯対策に注目が集まっています。
関東を中心に10月末から相次いで発生した「強盗事件」。
いわゆる「闇バイト」をきっかけに起きているとみられています。
ほんのちょっと前までは人里離れた場所や山あいの民家が狙われた強盗事件ですが、このところは住宅街でも事件が発生。
この異常な事態に、警察庁は11月18日、都道府県警の本部長に、事件の全容解明とパトロールの強化を指示するなど危機感は全国へ広がっています。
他人事ではない状況に県内でも不安の声が。
ホームセンターでは手軽にできるグッズがいま人気を集めています。
こちらの店では、10月から防犯グッズを集めた専用の売り場を設けました。
強盗事件の多発をうけ、その需要は急増しています。
■ビバホーム桑野店 市原 淳一店長
「10月くらいから、2023年(同月)の150%、11月に入ってからは170%くらい」
例えばこちらの防犯フィルム。
窓ガラスを割って侵入者が室内に押し入るのを防ぐ効果があるといいます。
商品によっては2023年の2倍ほど売れているものもある防犯グッズですが、中でも人気なのが…
人の動きを感知して明かりがつくセンサーライトです。
配線のいらないソーラー式や乾電池式など色々な場所に置けることも人気の理由となっています。
ほかには、踏むと大きな音が出る防犯ジャリも手軽な対策として人気です。
■ビバホーム桑野店 市原 淳一店長
「ご自分で比較的、手軽に取り付けて頂けると思いますので、そういったものがおすすめとなっております」
光や音は、侵入者が嫌がることの1つ。みなさんの住宅環境に応じて取り入れてみてもいいかもしれません。