須賀川市の恒例行事「長沼まつり」が、担い手不足などを理由に、14日で40年の歴史に幕を下ろしました。

須賀川市の長沼まつりは、手作りの「ねぶた」や「ねぷた」とともに、住民たちが通りを踊り流す初秋の風物詩です。

地域を活気づけたいと、1985年に始まりましたが、少子高齢化による担い手不足などを理由に今年で幕を下ろすことになりました。

14日の夜は、多くの人たちが沿道を埋め、最後の長沼まつりの様子を目に焼き付けていました。

長沼まつり実行委員会・戸田修一委員長「私は素晴らしい時を過ごしたと思っている。」
参加者「（地元の）卒業生だがコロナで踊れなかった。最後に踊れて楽しかった。」

会場は熱気で包まれ、訪れた人からはまつりの終了を惜しむ声が聞かれました。