東京電力 本番前の予行演習で福島第一原発の燃料デブリをつかむ映像を公開
福島第一原発の燃料デブリ取り出しに使うカメラの復旧作業を急ぐ東京電力は、9月14日に行った予行演習の映像を公開しました。この時は取り出し装置の先端でデブリを掴む様子がカメラに映っていましたが、3日後本番を迎えた17日に映らなくなったものです。
原子炉格納容器内の非常に高い放射線の影響で不具合が起きたとみられます。東京電力は装置を回収し、電源を入れ直すなどしましたが映像は映りませんでした。今後はカメラの交換も検討していて取り出し再開の見通しは立っていません。
また8月に2号機の使用済み燃料プールの水位を確認するためのタンクの水位が低下した問題については、建屋3階にある熱交換室の配管からの水漏れが原因だったとしました。今後、修理方法を検討することにしています。
原子炉格納容器内の非常に高い放射線の影響で不具合が起きたとみられます。東京電力は装置を回収し、電源を入れ直すなどしましたが映像は映りませんでした。今後はカメラの交換も検討していて取り出し再開の見通しは立っていません。
また8月に2号機の使用済み燃料プールの水位を確認するためのタンクの水位が低下した問題については、建屋3階にある熱交換室の配管からの水漏れが原因だったとしました。今後、修理方法を検討することにしています。
最終更新日:2024年10月3日 19:13