相双地区で相次ぐ、リフォーム詐欺事件で「トクリュウ」とみられる男2人が再逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで再逮捕されたのは、埼玉県新座市、リフォーム会社社長の23歳の男と愛知県半田市、無職の24歳の男です。

男らは、5月に南相馬市の80代の女性宅を訪れ、「屋根が壊れている。ワイヤーが切れている」、「雨漏りしたり、屋根が落ちたりすると大変ですよ」などとうそをつき、工事請負契約書を交わして、161万円あまりをだまし取ろうしたと疑いです。

高額な請求を不審に思った女性が、キャンセルしたため、被害には遭いませんでした。

警察が、これまでに押収した書類などを捜査したところ、犯行に関わった疑いが強まったということです。

警察は、2人の認否を明らかにしていません。

2人は組織的に詐欺を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」＝「トクリュウ」とみられていて、警察が、相双地区を中心に寄せられている他の被害相談との関連を調べています。