佐世保海上保安部所属の巡視艇など5隻の乗組員 航海日当を不正受給
海上保安庁は、長崎県の佐世保海上保安部に所属する巡視艇など5隻の乗組員が航海した際に支給される航海日当を不正に受給していたと発表しました。
海上保安庁によりますと、不正受給が明らかになったのは佐世保海上保安部に所属する巡視艇など5隻の乗組員23人で、合わせて1万3000円ほどの不正受給があったということです。
航海日当は航海した際に1日あたり1000円程度支給されるもので、一定の時間を超えると満額が支給され、短時間の場合は減額されることになっています。乗組員らは短時間の航海だったにもかかわらず、航海日誌には時間を水増ししてうその記載をし過大に請求していたということです。
海上保安庁は、ほかにも同じような不正がないか全国の船を対象に調査を行うということです。