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愛子さま「講書始の儀」出席 大学卒業後は? 皇族の減少で今後の公務は…

2024年1月11日 19:00
愛子さま「講書始の儀」出席 大学卒業後は? 皇族の減少で今後の公務は…

皇居で新年恒例の「講書始の儀」が行われ、天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが初めて出席されました。春には大学を卒業される愛子さま。学業を続けられるのか、公務中心となるのか、注目されています。

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皇居、宮殿「松の間」。11日、新年恒例の「講書始の儀」が行われました。天皇皇后両陛下が皇族方とともに、様々な分野の第一人者から講義を受けられる儀式です。体調不良が伝えられた秋篠宮妃紀子さまも、出席されました。

今回、初めての出席となる愛子さまは、クリーム色のロングドレスを着用されていました。

学習院大学の文学部で日本文学を学ばれている愛子さま。日本語学の専門家などの講義に、背筋を伸ばし、耳を傾けられていました。

コロナ禍の2020年に、大学に入学されて4年。今年は、ご卒業の年です。去年4月、「大学最後の1年間、この緑豊かなキャンパスでよい学びができましたらと」と話された愛子さま。去年12月、中世の和歌に関する卒業論文を提出し、春には大学を卒業される予定です。

これまで学業を優先されていた愛子さま。卒業後も学業を続けられるのか。それとも就職、あるいは公務中心の生活を送られるのか。

今年は、単独公務デビューし、お言葉を述べられる姿も見られるのではないかと注目されています。

さらに、他の若い世代の皇族方も、大きな節目を迎えられます。

秋篠宮家の長男・悠仁さまは、今年で18歳。9月には成年皇族になられます。

また、同じく秋篠宮家の二女・佳子さま。今年は20代最後の年です。去年は姉の小室眞子さんから引き継いだご公務など、多忙な1年を送られました。

ご結婚について、秋篠宮さまは話し合いなどは「特に今はありません」と述べられていますが、引き続き関心が寄せられています。

女性皇族の結婚による皇籍離脱や、高齢化で皇族の減少が課題となっている現在。今後、どのような懸念があるのか、皇室ジャーナリストの久能靖さんに話を聞きました。

皇室ジャーナリスト 久能靖さん
「高齢になってご公務をおできにならなくなってきている。女性皇族は眞子さんのように結婚して出てしまえば、ご公務がなくなる。人数がこれ以上減らないようにどうしたらいいかが、いま緊急にしなければならない問題」

皇室は平成以降、26人をピークに現在は17人まで減少しています。公務の担い手不足は、公務の減少につながる可能性もあります。

皇室ジャーナリスト 久能靖さん
「ひとりに対する負担が大きくなってくる。要請があっても応じられないご公務がだんだん増える可能性がある。国民から遠くなっていってしまう懸念があるんじゃないか」

皇室が公務として関わることで、広く知られていった様々な問題を知る機会が減ってしまうのではないかということです。

今年は若い世代の皇族方が節目を迎えられます。今後どのように、公務と関わられていくのかも、注目されています。

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