福岡と佐賀の11月1日の天気のポイントは「次第に雨脚強まる」です。前線の影響で広く雨となり、午後は雷を伴って雨脚が強まる所がありそうです。

10月31日は雲の多い天気でしたね。気圧の谷の影響でスッキリしない天気となりました。日中の最高気温は21℃前後でほぼ平年並みとなりました。

変わって、こちらをご覧ください。佐賀市の嘉瀬川河川敷では「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が始まりました。風の影響が心配されましたが、午後3時ごろから次々にカラフルな熱気球が舞い上がりました。熱気球から落としたマーカーを、いかにゴールに近づけることができるかなどの競技が行われたということです。15の国と地域からの127機の熱気球が佐賀平野を彩ります。11月4日まで開かれています。

大雨の情報です。これから11月1日夕方までに予想される雨量は60ミリで、その後、1日夕方から2日夕方までの24時間に200ミリの大雨が予想されています。11月の平年の雨量は100ミリくらいなので、2日ほどでひと月分の2倍以上の大雨となる恐れがあります。土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

これからの天気です。31日夜から11月1日朝にかけて次第に雲が厚みを増し、昼前からは広く雨が降り、午後は雷を伴って激しく降るところがあるでしょう。日中の最高気温は31日とほぼ同じ21℃前後と、この時期らしい気温となりそうです。

週間予報です。日曜日は台風から変わる温帯低気圧や前線の影響で広い範囲で雨となり、季節外れの大雨となりそうです。月曜日は天気が回復し、その後は晴れたり曇ったりの天気が続く見込みです。日中の最高気温は月曜日までは平年より高いですが、火曜日以降は平年を下回り、風が冷たく吹きそうです。体調管理にご注意ください。

台風の情報です。大型で非常に強い台風21号は台湾の東にあって北西へ進んでいます。台風は非常に強い勢力でこのあと台湾に進み、その後、大陸東岸で向きを変えて土曜日には東シナ海で温帯低気圧に変わる見込みです。台風から変わる低気圧や前線の影響で、九州北部は土曜日は警報級の大雨の恐れがあります。今後の情報に十分な警戒が必要です。