【台風10号】九州をゆっくり横断 99人ケガ 1人行方不明 各地で暴風や大雨による被害
台風10号は九州を横断しました。各地で暴風や大雨による被害が相次いでいます。NNNの調べでは、これまでに九州で99人がケガをしています。
これは熊本県内を走る車のドライブレコーダーの映像です。突然、右側から木の枝が倒れてきました。
鹿児島市では、根元から折れたバス停の看板が電線につるされ、回っていました。
大分県では、山のほうから大量の雨水があふれ出しています。
台風10号は、人が歩くくらいのゆっくりとした早さで進んでいます。30日昼すぎにかけて九州北部を横断し、その後、四国方面に向かう見込みです。
NNNの調べでは、これまでに九州で99人がケガをしていて、1人が行方不明となっています。
鹿児島市の港では身元不明の1人の遺体が見つかり、台風による死亡とみられています。
また、佐賀県鹿島市では80代の男性が神社の参道で倒れ、その後、死亡しました。当時、風が強かったことから、県が台風との関連を調べています。