ことし5月、福岡市でタクシーが暴走し、7人に重軽傷を負った事故で、タクシーを運転していた74歳の男性が20日、書類送検されました。アクセルとブレーキを踏み間違えたことが、事故につながったとみられることが新たにわかりました。

この事故は5月、福岡市中央区今泉で、一方通行を走行中のタクシーが歩行者をはね、女性5人が骨折や打撲などの重軽傷を負ったものです。また、タクシーの乗客の男女2人も軽いケガをしました。

警察はタクシーを運転していた74歳の男性について20日、過失運転致傷の疑いで書類送検しました。

当時、事故の目撃者は「猛スピードではねた」と話していて、捜査関係者によりますと、男性がアクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故につながったとみられることが新たにわかりました。

警察は、男性の認否を明らかにしていません。