インフルエンザは3週連続・咽頭結膜熱は14週連続で警報 梅毒も増加 福岡県
福岡県内ではインフルエンザの感染者が前の週から増加し警報レベルの状態が続いています。また、性感染症の梅毒の感染者が去年を大幅に上回っていて、県が注意を呼びかけています。
福岡県によりますと、12月4日から10日までの1週間の定点把握で、インフルエンザの感染者数は1医療機関あたり45.66人でした。前の週の1.14倍に増え、3週連続で警報が発表されています。
また、咽頭結膜熱の感染者数は、1医療機関あたり6.09人で、14週連続で警報が発表されています。
県は、いずれも飛まつや接触によって感染するため、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。
一方、今年に入ってから12月10日までで、性的な接触で感染する「梅毒」の感染者数が、過去最多だった去年を大幅に上回るペースで増加していて、気になる症状がある人は、早めに検査を受けるよう呼びかけています。