【再逮捕】帰宅中の大学生に性的暴行を加えケガをさせた疑い「キスしようとして倒れた」容疑を否認 付近では同様の複数の被害が発生 福岡
福岡市の路上で帰宅中の大学生を襲い、性的暴行を加えてケガをさせたとして、31歳の無職の男が27日、再逮捕されました。容疑を否認しています。付近では同様の複数の被害が発生しています。
不同意性交等致傷の疑いで再逮捕されたのは、福岡市西区姪の浜の無職、岩永凌容疑者(31)です。
岩永容疑者は9月26日午前1時ごろ、福岡市西区愛宕南の路上で、21歳の大学生の女性の背後から上着の中に手を差し入れて胸をつかみ、地面に押し倒して性的暴行を加え、肩を打撲するケガをさせた疑いです。
警察によりますと2人に面識はなく、大学生は酒に酔って帰宅中で、岩永容疑者が「大丈夫ですか」と声をかけ、突然、襲ったということです。
岩永容疑者は10月17日午前2時半ごろ、福岡市西区愛宕で帰宅中の別の女性に「どこ行きますか」などと声をかけて体を触った不同意わいせつの疑いで11月に入り、逮捕されています。
今回の事件で大学生からの相談を受け、警察は付近の防犯カメラなどを捜査し27日、男を再逮捕したものです。
警察の調べに対し「女性にキスをしようとしたらお互い、その場に倒れてしまいました」と話し、体を触ったことは認めたものの、容疑を否認しているということです。
警察はことし9月からこれまでに現場付近で同様の手口の被害を複数、確認しています。岩永容疑者の余罪の有無についても調べています。