中華料理店でノロウイルスによる食中毒 利用者“下痢”や“嘔吐”の症状 広島・福山市
福山市内のホテルで営業している中華料理店でノロウイルスによる食中毒が発生し、福山市保健所は12日から、この店を営業禁止処分としました。
食中毒が発生したのは、福山市の中国四川料理「又来軒」福山ニューキャッスル店です。福山市保健所によると、先週10日、市民から「又来軒を利用して、胃腸炎症状を発症している」と連絡がありました。
調べたところ、7日に店が提供した食事を食べた5グループ49人中、35人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を発症していたことが分かりました。いずれも軽症だということです。
症状が出た人の便からノロウイルスが検出され、福山市保健所は12日、又来軒を再発防止対策ができるまで営業禁止処分としました。福山市でのノロウイルスによる食中毒は、2年ぶりとなります。
最終更新日:2025年1月12日 15:30