広島・呉市内に陸海空共同による自衛隊の輸送部隊が新設
2025年3月末、呉市内に陸海空共同による自衛隊の輸送部隊が新設されます。10月30日、新しい部隊の編成に向け勤務する隊員の様子が公開されました。
30日公開されたのは海上自衛隊の輸送艦「しもきた」で勤務する隊員らの活動です。
■宮脇キャスターリポート
「今乗っているのは海上自衛隊の輸送艦です。その海上自衛隊の輸送艦で、陸上自衛隊が勤務して経験を積んでいます。」
来年3月末に新設されるのは陸海空の共同による「自衛隊海上輸送群」です。南西諸島など島しょ部の防衛のため各種部隊や装備品を海上輸送し、防衛力を高めることを狙いとします。
輸送とともに陸上での支援も期待されるため、この部隊では陸上自衛隊員が中心となり海上の任務にあたります。
■海上自衛隊 宮原 啓 2等陸尉
「隊員の状況を把握して機械の状況を記録する。取扱説明書等が格納されているので調べて見て勉強する。」
「自衛隊海上輸送群」は来年3月末に新設され、その後3年をかけ10隻の体制を整備する予定です。
【2024年10月30日放送】