12月2日、徳島市中心部で「徳島おどりフェスタ」が開かれました。

クライマックスは、何といっても「東京ディズニーリゾートスペシャルパレード」。

集まったディズニーファンらで、街は大いに盛り上がりました。



「徳島おどりフェスタ」の会場となった県道30号の沿道には、早朝から多くのディズニーファンが詰めかけました。

「めっちゃ楽しみです」
「朝七時半にきました」
「楽しみです」
「大阪から来ました」
「妻が好きで、持っていくいように言われて」

（山賀駿平記者）
「午前9時です。警察による交通規制が行われています」

パレードが通る県道が通行止めになると、少しでもミッキーマウスを間近に見ようと、観客らは場所取りに。

一方で、沿道に住む人にとっては自宅が特等席のようで。

（仲宗根義典記者）
「普段は車が行き交う道路を、踊り子たちが埋め尽くしています」

午前10時、いよいよ「徳島おどりフェスタ」開幕。

まずは有名連や学生連らによる阿波踊りが披露されました。

師走の冷たい風の中、会場は一気に踊り子たちの熱気に包まれました。

（小喜多雅明記者）
「まもなく『東京ディズニーリゾートスペシャルパレード』が始まります。沿道い集まったディズニーファンは、ミッキーマウスの登場をまだかまだかと待ちわびています」

そして、ミッキーたちが登場する時間になると会場のボルテージは最高潮に。

（仲宗根義典記者）
「ミッキーマウスとその仲間たちが、車に乗ってやってきました」

東京ディズニーリゾートを飛び出したミッキーマウスと仲間たちが「ジャンボリミッキー」のリズムに合わせ、約1.5kmの区間をパレードしました。

（Q.徳島でミッキーマウスが見られてどうでしたか?）
「そんなことが出来るとは思わなかったので、うれしかった」
「香川から来ました」
「この子に初めて（ミッキーを）見せられたので、良かったなと思う」
「可愛かった」
「前の日からホテルの泊まって」
「やっぱり可愛かったです、すごくミッキーもミニーも」

一方、鷲の門広場にはディズニーの人気キャラクター「ダッフィー」のぬいぐるみと同じ生地で車体をラッピングした「ダッフィーバス」が展示されました。

「（ぬいぐるみを）家から持ってきました」
「みんな大好きです」
「うれしいです」
「やっと見られたので」
「可愛かったです。もふもふで気持ちいいし」
「気持ちよかった」

この日は、ほかにも徳島市内で様々なイベントが開かれました。

（仲宗根義典記者）
「新町川の水際公園では、フィリピンやタイの料理が楽しめるフードフェアが開かれています」

徳島市の水際公園は、フィリピンやタイなど東南アジアの料理を提供する店や、ベトナム雑貨の店など6つの店舗が並び、異国情緒漂うエリアとなりました。

また、ボードウォークでは新鮮な野菜や雑貨などが並ぶ「とくしまマルシェプラス」が開かれ、徳島県神山町のレタスや佐那河内村のゆずのジュースなど、各地の名産品などを買い求める人たちで賑わいました。

徳島県によりますと、この日のイベントの来場者は8万人。

徳島市中心市街地がかつてのにぎわいを取り戻したかのごとく、街が多くの笑顔に包まれた1日となりました。