青梅街道であおり運転か 逮捕の男は駐在所に「あおられた」と駆け込み…
今年3月に東京・青梅市の国道であおり運転をした疑いで、59歳の男が逮捕されました。男が運転していたとみられる危険な走行の様子が、ドライブレコーダーに記録されていました。
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クラクションが鳴り響く夜道。車が停車すると、オレンジ色の軽自動車が前に割り込んできて、センターラインをはみ出しながら蛇行運転。対向車がいなくなると、再び反対車線へ。蛇行し続けながら交差点を進んでいきました。
東京・青梅市で今年3月に撮影された危険な運転です。この車を運転していたパート従業員の岡原篤哉容疑者(59)が、道路交通法違反の疑いで2日に逮捕されました。警視庁によると、いわゆる“あおり運転”をした疑いが持たれています。
住宅街を通る国道・青梅街道で約200メートルにわたって行われたとみられる危険な運転。あおられたという被害者は、すぐに110番通報しました。
一方のあおり運転をしたとされる岡原容疑者が駆け込んだのは駐在所です。「あおられた。遅いと感じた」などと警察官に相談。駆け込んだのは、ドライブレコーダーにも映っていた駐在所です。目の前で蛇行運転をしていながら、「あおられた」と話したことになります。
現場の近くに住んでいて、当時、帰宅中だったという岡原容疑者。近隣住民によると、狭い道を猛スピードで走行するなど、トラブルもあったといいます。
“あおり運転”の疑いで逮捕された今回、警視庁の逮捕後の調べに対しては、「今ここでは何も言いません」と話しているということです。