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10~12月は交通事故が最も多い“魔の季節” 西日がまぶしい夕方は“魔の時間帯”とも 【#みんなのギモン】

2023年11月15日 21:25
10~12月は交通事故が最も多い“魔の季節” 西日がまぶしい夕方は“魔の時間帯”とも 【#みんなのギモン】

15日のギモンは「なぜ? 秋冬は交通“魔の季節”」です。秋冬は交通事故が非常に多いそうです。

15日、「埼玉の夕暮れ守り隊」が出陣しました。埼玉県警では年末を前に、夕方の時間帯に増加する交通事故防止に向け一丸となって取り組むべく、「見せる街頭活動」を行うということです。

◇“魔の時間帯”も…
◇知っている? “ご当地走り”

■交通事故 10月から急激に増えて12月にピークに

まさに今、危ないのが“魔の季節・時間帯”のダブルパンチです。

実は、秋から冬にかけてのこの季節、10月から12月というのは、1年間で最も交通死亡事故が多い季節です。

交通安全白書(2018年までの5年間)によると、10月から急激に増えて、12月にピークを迎えるということです。さらに「魔の時間帯」とも重なるということです。

10月から12月の中でも、最も事故が増える時間帯は「夕方」です。夕方とは「日没の前後1時間」のことで、ここが「魔の季節・時間帯」ということになります。

なぜ、今の季節は事故が増えるのか。理由の1つは、運転する人なら誰でも経験したことがあると思われる「西日のまぶしさ」です。

JAFが西日を再現して実験した画像をみると、特に秋・冬の時期は太陽の位置が低くなり、西日がまぶしく感じる時間が長くなっていました。

ドライバーができる西日対策にはどんなものがあるのか。たとえば、車の「サンバイザー」を使うとまぶしさは軽減されますが、上が見えなくなって視界が狭まり、標識や信号などが確認しづらくなり、危なくなる場合があります。

また「サングラス」も西日対策になります。ただ、おしゃれ用の薄い色のサングラスだとあまり効果がなく、「透過率15%」とかなり濃いサングラスでないと西日対策にはならないとJAFは言っています。

また、JAFメイトによると、西日のまぶしさに対しては「早めのライト点灯」が有効だといいます。前の車両にライトが当たると西日の中でも見えやすくなるそうです。「秋冬になったら、明るくても午後4時には点灯しよう」とJAFは言っています。

また、歩行者や自転車にできることとして、「明るい服装を着る」「反射材・ライトを持つ」などが有効だといいます。

警察庁によると、靴やカバン、つえなどに反射材やライトをつけてドライバーから見えやすいようにするといいということです。

■地方特有の「悪い運転マナー」 ご当地走りにも注意

そして、もう1つのポイント「知っている? “ご当地走り”」をみていきます。

事故が急増する年末にかけて、ご当地走りに十分気をつけていただきたいと思います。日本の一部の地域では、その地方特有の「悪い運転マナー」「荒い運転マナー」があり、そのことを指して「ご当地走り」といわれています。

「ご当地走り」には、「名古屋走り」「伊予の早曲がり」「茨城ダッシュ」「佐賀のよかろうもん運転」などがあります。

「伊予の早曲がり」とは、対向車線に直進車や左折車がいるのに強引に右折する行為を指します。対向車線の車にまで危険が及ぶ道路交通法違反にあたります。

「名古屋走り」は、ウインカーを出さずに車線変更したり、無理な車線変更を何度も行う、高速道路で車間距離を詰め、「あおり運転」のような形でスピードを緩めないなどの荒い運転のことをいいます。

ほかにも、「伊予の早曲がり」と同じようなマナー違反を指した「茨城ダッシュ」や「佐賀のよかろうもん運転」があります。“よかろうもん”は九州の言葉で、この場合「これぐらいいいでしょ」というものです。車間を詰めてもよかろうもん、スマホを使ってもよかろうもん、と運転手の危険な「マイルール」をつくってしまうというのが「佐賀のよかろうもん運転」です。

県警も「交通違反ですよ、絶対にやめてください」と言っていますが、まだ続いているということです。それぞれネーミングは非常にキャッチーですが、こういう運転はしないようにしましょう。

   ◇

改めて、秋冬の夕方は「魔の時間帯」といわれています。これを念頭に置いて、事故には十分に気をつけて運転しましょう。

(2023年11月15日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)

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