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逃げようとした10代女子生徒を押さえつけ順番に性的暴行 3人の男起訴内容を認める

2024年5月2日 16:44
逃げようとした10代女子生徒を押さえつけ順番に性的暴行 3人の男起訴内容を認める

熊本県内のホテルで10代の女子生徒に性的暴行を加えたとして逮捕・起訴された3人の男の初公判が2日、熊本地方裁判所で開かれました。

不同意性交等の罪に問われているのは、八代市の整備士・園田飛河被告(23)、八代市の無職・城戸祐也被告(31)、芦北町の無職・宮崎廉被告(26)の3人です。起訴状によりますと、3人は去年8月、県南部のホテルで、部屋から逃げようと抵抗する10代の女子生徒の腕を手でつかんで押さえつけるなどして、同意なく順番に性的暴行を加えたとされています。

初公判で3人はいずれも「相手の年齢は知らなかったが、そのほかについては間違いない」と起訴内容を認めました。検察は、3人が当時、同じ会社の同僚同士で、八代市の飲食店で面識のない被害者と出会い、複数の飲食店で飲酒。その後、酒に酔った被害者を車でホテルに連れて行き、性的暴行を加えたと指摘しました。

弁護側は、「被告は、被害者が当時成人していたという認識があった」とした上で、「そのほかの事実は全てて認め、不同意性交等罪が成立することは争わない」とし、情状酌量を求める方針です。次回の裁判は6月3日に開かれ、結審する予定です。

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