危険な街路樹などは4900本 うち4500本は撤去へ 7月の倒木事故で熊本市が総点検
熊本市は、市内全域の街路樹などを総点検した結果、倒れる危険性が高い樹木が約4900本あったと発表しました。このうち、約4500本は来年3月までに撤去する予定です。
総点検は、今年7月に熊本市中央区三年坂で街路樹が倒れる事故を受けて実施されました。熊本市によりますと、市内全域の街路樹や市の施設の樹木約5万2900本を調査したところ、危険性が高いものが約4900本ありました。樹木の寿命や、空洞化、病害虫による被害などが主な原因だということです。
熊本市は、4900本のうち、回復の見込みのない約4500本については来年3月までに撤去する方針です。また、回復の見込みのある約400本は、枯れた枝のせん定などを行う予定です。