台湾を拠点に活動する「湾声楽団オーケストラ」が6月18日、TSMCの教育文化基金による特別協賛でコンサートを開きました。

熊本市で開かれたコンサートは、熊本と台湾との文化交流の促進を目的に菊陽町に進出したTSMCの教育文化基金による特別協賛で初めて開かれました。

指揮者の李哲藝さん率いる「湾声楽団オーケストラ」は、台湾最大の音楽賞「ゴールデンメロディー賞」で7部門を受賞し高い人気を誇っています。

コンサートでは、李さんが作曲した曲などが演奏されたほか、県立第一高校合唱団の生徒たちも加わり、日本の歌も披露しました。

第一高校合唱部の生徒は「今回、このコンサートで音楽を通して、人と人が言語の壁を乗り越えて、一つになっていることを感じて、改めて音楽の素晴らしさを実感することができました。」と話していました。