2500円のパス購入→熊本のバス・市電が半額に!実証実験で目標上回る購入者数
「渋滞なくそう!半額パスです」
1日に始まった実証実験。県内のバス会社など5社が県の補助金を活用して行います。
■子ども連れの母親
「いつも保育園の送り迎えに市電を使っているが半額だったらラッキーだな」
■畑中香保里キャスター
「実証実験に参加するために必要なのがくまモンのICカードと会員パスです。平日は朝9時以降にこのカードで決済をすると料金が半額になるんです」
くまモンのICカードと会員パスを2500円で購入し、バスや電車を降りる際に会員パスを示して専用のICカードで決済すると、平日午前9時以降に降車する路線バスと熊本市電、熊本電鉄の電車の運賃が半額に。土日・祝日は終日半額です。子どもは何人でも大人の4分の1で乗れます。利用できるのは長洲町と産山村を除く県内全域の広い範囲です。
渋滞解消に向け熊本市などはこれまで「バス電車無料の日」などを実施してきましたが利用者が定着しませんでした。
■九州産交バス 共同経営推進室・今釜卓哉担当課長
「(無料の日は)きっかけにすぎなかったということが反省でもありましたので長期で割引をうってみる」
県や市が行う時差出勤にも活用してほしいと話します。
■九州産交バス 共同経営推進室・今釜卓哉担当課長
「オフピーク時間にたくさん乗っていただいて私達の経営改善も進めていけるきっかけに」
9月21日からパスの販売を始めたところ、29日までに予想を上回る約2400人が購入したということです。(目標1500人)
■50代女性
「シフト制の仕事なので、定期券を買うより安いのではないかとか」
■赤ちゃん連れママ
「児童館が主に市電も使えるので動物園とかも行ければなって思いました」
実証実験の期間は来年2月28日までで、会員パスと専用のICカードはサクラマチクマモトのバス案内所などで販売されています。
※販売終了の可能性あり
※バスや熊本電鉄の営業窓口
※熊本市交通局をのぞく