魚津市の新庁舎 市役所駐車場に整備 2030年度開庁目指す
魚津市はきょう、新たな庁舎を庁舎前駐車場に建設する計画案を示しました。
事業費は74億円余りを見込み、2030年度の利用開始を目指します。
魚津市役所の庁舎は、建設から57年が経過し、老朽化が課題となっていて、市は検討委員会を設け新庁舎建設の議論を進めてきました。
市がきょうの検討会で示した計画案では、新庁舎は現庁舎前の駐車場に整備し、3階建てを基本とした計画面積はおよそ6500平方メートルです。
南隣にある公園とのつながりを重視して一体的に整備するほか、防災面では最大震度6以上の地震を想定し免震構造を採用します。
村椿市長はきょうの定例会見で「市民が気軽に集える空間にしたい」と述べた一方、資材価格の高騰などより今後、事業費が変動する可能性に懸念を示しました。
【村椿市長】「設計の段階から具体的な課題や対応を進めていくことになる」
市は基本計画を3月下旬に取りまとめ、2030年度の利用開始を目指します。
最終更新日:2025年1月31日 20:38