富山市議会の6月定例会が6日開会し、市は、能登半島地震被害の復興に向けた費用を中心とした補正予算案を提出しました。

富山市が提出した6月補正予算案は、一般会計で35億1200万円余りで、およそ4分の3にあたる26億円余りを、能登半島地震からの復旧や復興に充てています。

主なものは、農地や農道、用水路といった農業用施設の復旧や水橋と四方の漁港施設の復旧費用です。

また、液状化被害などでは「一部損壊」以上の住宅のうち、壁や柱に一定の沈下や傾斜がみられる場合に工事費として最大30万円を独自に支援する事業を盛り込んでいます。

富山市議会6月定例会は、6月27日までの22日間です。