6年に1度行われる国の重要無形文化財「岩国行波の神舞」開催 五穀豊穣を願い240年続く伝統行事
およそ240年続く伝統行事です。
岩国市行波できのう(6日)行波の神舞が行われました。
五穀豊穣を願って6年に1度行われる「岩国行波の神舞」。
およそ240年、形を変えずに受け継がれてきた伝統行事で1979年には国の重要無形文化財に登録されています。
行波にゆかりのある30人ほどの神楽団で12の演目を披露します。
一番の見どころは高さおよそ25メートルの松から体一つで縄をつたって降りる「松登り」。
ことしで3回目の挑戦となる江木賢宏さん。
1回目や2回目とは違う独特の緊張があったと話しますが大勢の観客の前で見ごと大役を果たしました。
(江木賢宏さん)
「松に登ったらたくさんの人が松を見上げて注目しているのが見えてこんなにたくさんの人が来ているんだと思った。240年続く神舞をいかに継承していくか、そこを模索しながら僕も手伝えたら」
神楽は前日の前夜祭ときのうの本祭をあわせておよそ16時間近く行われました。