周南・三作神楽保存会が市長に文科省地域文化功労者表彰受賞を報告
永年にわたり文化財の保護に尽力したとして文部科学省の地域文化功労者表彰を受賞した周南市の三作神楽保存会が市長に受賞を報告しました。
三作神楽保存会は、周南市和田地区に伝わる三作神楽の伝承に1970年から取り組んでいます。
三作神楽はおよそ1300年前に飢饉や疫病を治めるために始まったとされていて、いまでも6年に1度奉納されています。
保存会の子ども神楽教室の開催や中学校での神楽クラブの設立・活動支援など伝承活動が認められ、このほど文部科学省の「地域文化功労者表彰」を受賞しました。
(三作神楽保存会 佐藤貴志会長)
「みんなで伝承に一生懸命取り組んできた成果がこのような形で実ったとみんなで喜び合いました。次世代のみなさんと手を取り合って必ず繋いでいくという気持ちで臨んでいこうと思っています。」
県内では萩市在住の写真家=下瀬信雄さんも芸術文化の分野で地域文化功労者表彰を受賞しています。