2026年度に新設される岩国高校附属中学校 ハワイにある岩国高校の姉妹校との交流など国際教育にも力 定員60人に対し説明会には児童と保護者およそ700人が参加
山口県教委の高校再編に伴い、2026年度に新設される岩国高校附属中学校の説明会が開かれました。
岩国高校には2026年4月、下関西高校とともに附属中学校が設置されます。
26日は新たな中学校の特徴として、授業が「45分×7コマ」と標準時間数以上行われることや、数学では高校の内容を先取りする学習に踏み込むことなどが説明されました。
ハワイにある岩国高校の姉妹校との交流など国際教育にも力を入れ、修学旅行先は語学研修も兼ねて海外を想定しているということです。
中学を卒業すると、岩国高校に来年度新設される文理探究科に原則進学します。
新たな校舎は高校敷地内に2027年度に完成する見通しで、それまでは仮設の校舎を使用します。
附属中学校の初めての入試は来年12月20日、記述式の課題と面接で行われます。
入学定員60人に対し、説明会には児童と保護者およそ700人が参加していて、新たな中高一貫教育への関心の高さが伺えました。