●前線が通過する昼前ごろをピークに、各地で本降りの雨となり、日本海側ではあおられて転倒することもあるような、激しい突風が吹くおそれも
●あす27日(水)から29日(金)にかけて、降ったり止んだりの時雨模様の天気が続く予想
●あさって28日(木)からは日中も12月並みの厳しい冷え込みとなる見通し

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昨夜から、低気圧や前線によるまとまった雨雲が、県内に接近してきました。
この時間は、すでに県内の広い範囲に雨雲が掛かり始めています。

この先、低気圧に伴った寒冷前線が西から接近し、夜にかけて県内を通過する予想です。

前線が通過する昼前ごろをピークに、各地で本降りの雨となり、風も強まる予想です。
風の強さは瞬間的に30メートル、あおられて転倒することもあるような、激しい突風が吹くおそれがあります。車の運転も急な横風に注意して、安全を最優先に考えた行動をお願いします。
前線が通過した夕方ごろから、次第に雨は止み始めると見込んでいます。

現在、北部と下関で暴風警報が発表されています。
日本海の沿岸の海域ではこの先、昼前にかけて暴風に警戒してください。

日中の最高気温は各地16度前後。午後から北風が流れ込むと、さらに空気は冷たく感じられそうです。

前線が通過したあす27日(水)から、しばらく冬型の気圧配置で、降ったり止んだりの時雨模様の天気が続く予想です。寒気の流れ込みも強まり、あさって28日(木)からは日中も12月並みの厳しい冷え込みとなる見通しです。
週末は冬型の気圧配置も緩み、徐々に落ち着いた空模様になると見込んでいます。

紅葉だよりです。
各地で見頃を迎えていますが、きょう26日(火)からの雨風で、紅葉シーズンも終盤に向かう見通しです。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）