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陥没事故から2週間 救助難航…小型カメラで調査続く 埼玉・八潮市

2025年2月11日 11:46
陥没事故から2週間 救助難航…小型カメラで調査続く 埼玉・八潮市

埼玉県八潮市の陥没事故から11日で2週間です。転落した男性運転手の救助活動は続いていますが、具体的な見通しは立っていません。現場では、小型カメラを下水道管に入れた調査が続いています。

八潮市の道路が陥没し、トラックが転落した事故では、運転手の安否は2週間たったいまも分かっていません。

埼玉県は、運転席とみられるものが見つかった付近の地上から下水道管に通じる穴をあけ、小型カメラを入れて調査を行い、下水道管の状況の把握を続けています。

一方、消防は、下水とみられる水があふれ出している陥没現場での捜索活動を断念しています。今後、下水道管の中の捜索に移行する方針ですが、内部に充満する「硫化水素」や安定しない「水位や水流」などから中に入るメドは立たない状況です。

県や消防などは、運転席とみられるものを回収するため、真上の地表から下水道管に向け、穴を掘る手段も含め対応を検討していますが、依然として具体的な見通しは立たない状況が続いています。

最終更新日:2025年2月11日 12:04