岩国市美和町のこども園で「爆弾を仕掛けた」と書いた紙を置き業務を妨害したとして逮捕・送検されていた保育教諭の女を山口地検は5日、起訴しました。

　威力業務妨害の罪で起訴されたのは岩国市南岩国町に住む保育教諭で岩国市職員の髙松陽菜佳被告23歳です。

　起訴内容などによりますと高松被告は11月10日勤務先の岩国市美和町にあるこども園の正門に「爆弾を仕掛けた」などと書いた紙を置き、こども園の業務を妨害したとされています。

　山口地検は高松被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕時、警察の調べに対し高松被告は「紙を置いたことに間違いない」と容疑を認めていました。

　今回の起訴を受けて岩国市の福田良彦市長は「本市職員が起訴されたことについては大変重く受けとめている。今後の推移を注視すると共に引き続き、職員の法令遵守の徹底と市政への信頼回復に全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表しています。