山陽道の逆走死傷事故 衝突した乗用車は現場から約20キロ離れた国道から逆走開始か
11月28日に防府市の山陽道下りで逆走車とワゴン車が衝突し、2人が死傷した事故について。
逆走した乗用車は事故現場からおよそ20キロ離れた山口市の国道2号小郡バイパス、岡屋インターチェンジから逆走を始めていたとみられることが分かりました。
この事故は11月28日の午後7時ごろ防府市の山陽自動車道下りで、逆走していた乗用車がワゴン車が衝突し、乗用車を運転していた岩国市の59歳の男性が死亡したものです。
その後、警察の調べで、事故を起こした乗用車は現場からおよそ20キロ西に離れた山口市江崎の国道2号小郡バイパスの岡屋インターチェンジから逆走を始めていた可能性があることが分かりました。
(記者リポ)「岡屋交差点に来ています。本来であれば、奥の入り口から2号線に入っていくんですが、今回はその手前の進入禁止から入り、逆走が始まったんでしょうか。」
事故の起こる前、バイパスの岡屋インターチェンジから東の区間で「逆走車がいる」という通報がおよそ10件あり、接触事故も1件起きているということです。
警察は亡くなった男性が国道2号から逆走をはじめ、その後山口南インターチェンジに入り、事故現場まで山陽道を逆走していたものとみて詳しい状況を調べています。