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能登豪雨で浸水被害 石川・輪島市の仮設住宅 新たな課題も

2024年9月29日 13:35
能登豪雨で浸水被害 石川・輪島市の仮設住宅 新たな課題も

輪島市で浸水被害のあった仮設住宅では、片付けが進む一方で乾いた泥や砂が住民を苦しめるなど新たな課題が出てきています。

先週土曜日の大雨で地区を流れる浦上川が氾濫し川のすぐ近くにある公民館や仮設住宅の周辺にも土砂が流れ込みました。

この場所は、元日の地震で被災した79世帯およそ100人の方が暮らしています。

きょうは地元門前高校の野球部員45人が午前8時半から泥かきや集めた泥をトラックに運ぶ作業を行いました。

日頃の練習で体を鍛えていることもあって、作業のスピードが非常に早かったものの、泥が乾いて固まっているため、苦戦している様子もあった。

公民館の喜田充館長は、「泥は重く、若い力がないと出来ない。こんなに早く片付くとは思わなかった」と感心していました。

この周辺一帯に5センチほど堆積していた泥は、現在キレイに片付けられています。

ただ、新たな課題も出てきています。

住民の中には、このサラサラした砂が目に入って充血したり、吸い込むと喉が痛くなったりしたなどという声も出ている。

ここ数日晴れの日が続いていて、泥が乾燥してきているためこの細かい砂の片付けも今後必要となりそうです。

最終更新日:2024年9月29日 13:35
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