紅麹サプリ問題 石川県でも5人から健康被害の相談 県が使用中断を呼びかけ
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で県内でも5人から被害などの相談が寄せられていたことがわかりました。
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントをめぐっては摂取した人からの健康被害が相次ぎ、厚生労働省のまとめではこれまでに4人が死亡、相談は1万2000件にも上っています。
こうした中、県内でも5人から健康被害などの相談が寄せられていたことが県や金沢市への取材でわかりました。
このうち、南加賀の40代の女性は去年8月から「紅麹コレステヘルプ」の使用を始めその後、頭痛やけん怠感などの症状が出始めたということですが先月、サプリをやめると症状は治まったということです。
また、おととし春ごろからことし1月までサプリを使用していた70代の女性からも尿が出にくくなったなどと連絡があったということで、県は使用の中断や自主回収への協力を呼びかけています。