トランプ氏側“いずれの国とも会談行わず” 石破首相が見送りを明らかに
石破首相はアメリカのトランプ次期大統領との会談について、トランプ氏側から「いずれの国とも行わない」との説明があったことを明らかにしました。
石破首相
「法律上の制約もあって、現時点においてはトランプ次期大統領との会談は、いずれの国とも行わないという説明を受けている」
石破首相は、このように述べ、トランプ氏側からアメリカの国内法で大統領就任前に各国首脳との会談は行えないことになっているとの説明を受けたことを明らかにしました。
また、トランプ氏側は「非常に多くの面会の依頼がよせられていることもある」とも説明したということです。
そのうえで、石破首相はできるだけ早期に会談を行うことを目指し、調整を続けていく考えを示しました。
ある政権幹部は「トランプ氏も今は閣僚人事など国内基盤を固める時期なのだろう」と話しています。