三笠宮妃百合子さまにお別れを告げる儀式が始まるのを前に、天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻が相次いで三笠宮邸を訪問されました。

三笠宮妃百合子さまは15日午前、入院先の病院で老衰のため亡くなられました。皇室最高齢の101歳でした。

16日午後5時からご遺体を柩に納める「御舟入」の儀式と皇族方参列のもと、ご遺体に対面してお別れを告げる「拝訣」の儀式が行われる予定です。

これに先駆け午後3時半ごろ、天皇皇后両陛下が三笠宮邸を訪れ、百合子さまにお別れをされました。

つづいて午後4時ごろには上皇ご夫妻が百合子さまにお別れをされるため、三笠宮邸を訪問されましたがこの際、上皇后さまが手術後、初めて報道陣の前で杖をついて歩く姿を見せられました。

上皇后さまは先月6日お住まいの仙洞御所で転倒し、先月8日に右大腿骨上部の骨折で手術を受け、その後リハビリに励まれていました。