地下鉄サリン事件から30年 オウム後継団体の拠点存在する金沢 風化防止で街頭活動
オウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で30年です。事件を知らない世代も増える中、金沢駅ではこの日、事件の風化防止に向けた街頭活動が行われました。
「地下鉄サリン事件から30年経ちました。撲滅運動してます。金沢にも施設あります」
30年前の3月20日、東京の地下鉄内で猛毒のサリンがまかれる無差別殺人事件が発生。
当時、事件を起こしたのはオウム真理教の信者で、金沢市内にはいまも、オウム真理教の後継団体「山田らの集団」の拠点があり、対策協議会などが監視を続けています。
事件を知らない世代が増える中、20日、金沢駅では教団の危険性などを知らせるチラシが配られ、風化防止が呼びかけられました。
金沢オウム真理教対策協議会・畠 善昭 会長:
「絶対に看過するわけにはいかないということで、次世代に引き継いでいくことが、我々の一つの大きな責務だと思っていますので、やり続けていきます」
また、石川県庁と金沢市役所では、教団による一連の凶悪事件についてまとめた映像を、今月21日まで公開しています。
金沢オウム真理教対策協議会・畠 善昭 会長:
「絶対に看過するわけにはいかないということで、次世代に引き継いでいくことが、我々の一つの大きな責務だと思っていますので、やり続けていきます」
また、石川県庁と金沢市役所では、教団による一連の凶悪事件についてまとめた映像を、今月21日まで公開しています。
最終更新日:2025年3月20日 9:58