受刑者の社会復帰にむけて “再犯防止”への取り組み推進へ 石川県が計画案示す
犯罪を犯した人の社会復帰を推進するための委員会が29日に石川県庁で開かれ、再犯防止に向けた計画案が示されました。
石川県によりますと、おととしの再犯者率は42.9%で、全国の値を下回ったものの、再び実刑判決を受けた再入者率は64.1%と、全国の値を10ポイント近く上回りました。
この日、開かれた県の委員会では、再犯を防ぐための取り組みを推進しようと、金沢地検や金沢刑務所などの関係者らが計画策定に向け意見を交わしました。
委員会では計画案が示され、出所した後の就労支援や学校などと連携した修学支援など6つの施策が盛り込まれました。
石川県は、委員会で出た意見を集約し、3月下旬までに計画を取りまとめる予定だということです。
最終更新日:2025年1月29日 16:28