羽咋市の神社境内のカラスから鳥インフル H5亜型検出 石川県内今シーズン初
羽咋市内の神社の境内で、カラスが5羽死んでいるのが見つかり、鳥インフルエンザウイルスが検出されました。県内での検出は、今シーズン初めてです。
県と羽咋市によりますと、今月9日ごろから13日にかけて、羽咋神社の境内でカラスが5羽、相次いで死んでいるのを近くに住む人が見つけました。
県が回収し、国立環境研究所で検査したところ、5羽全てから、高病原性鳥インフルエンザウイルスの「H5亜型」が検出されたということです。
県内で確認されたのは去年2月以来、6例目で、一度に複数の死骸から検出されたのは初めてです。
県は、半径10キロ以内のため池や河川などで、野鳥の監視を強化しているほか、養鶏場などに注意を呼び掛けています。