<仙台市が計画>"音楽ホールと震災伝承拠点の複合施設" 設計者を選ぶ最終審査
仙台市が、建設を計画する"音楽ホールと震災伝承拠点の複合施設"について、公募により設計者を選ぶ最終審査が行われた。
この複合施設は、仙台市が地下鉄・国際センター駅北側に計画し、2031年度完成予定だ。
8日の最終審査には、5つの設計者が参加。
建物の天井に被災地の木材を使用したり、建設地周辺の緑をいかしたエントランスにするなど、プレゼンテーションを行った。
審査の結果、候補者に選ばれたのは東京都の藤本壮介建築設計事務所の提案で、開放的なデザインや市民の意見を聞く場を設けて設計にいかす計画などが、評価されたという。
仙台市は、今後 候補者との協議を進め、今年12月に正式な契約を締結する予定だ。